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Japanische Klassiker mit Furigana

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さんごくし

三国志(八)

吉川 英治

Lesen Sie 三国志(八) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 195.604 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

※(「赤+おおざと」、第3水準1-92-70)昭とは、ずいぶん親しかった間がらでしたが、自分が西川に流落して以来、つい無沙汰のままに過ぎていました。懇々、利害を説いて、彼に降伏するように勧めてみます」

孔明は、望むところと、その乞いをゆるした。

勤祥は、城門の下へ行って、

「友人の勤祥である。久しぶりに※(「赤+おおざと」、第3水準1-92-70)昭に会いたくてやって来た」

と城中へ申し入れた。

※(「赤+おおざと」、第3水準1-92-70)昭は、櫓から一見して後、昔の友と見さだめると、門を開いて、なつかしげに迎え入れた。

「ずいぶん久しかったなあ」

「足下も達者で何よりだ」

「ときに君は、いったい何しにやって来たのかね?」

「ぜひ、足下に、ひき会わせたい人があるからだ」

「ほう。誰を」

「もちろん、それはわが諸葛孔明だがね」

聞くと共に※(「赤+おおざと」、第3水準1-92-70)昭は、勃然と色を変じて、

「帰ってくれ給え。帰れ」

「足下は何を怒るのか」

「我は魏に仕え、君は蜀に仕えておる。その語をあらわすなら、友として会うことはできない」

「いや、友なればこそ、こうして足下のために来たのじゃないか。