Japanische Klassiker mit Furigana
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme
なんという気味のわるい顔であろう。
そのとき、ドアがどんどんとそとからたたかれ、
「こら、クーパー。見ちゃならぬという約束をなぜやぶった。メリー号の浮揚作業を中止してもいいのかね。もう一度それをやってみろ。そのときは容赦はしないぞ」
超人は、烈火のように怒って、ドアをいつまでもどんどんたたきつづけた。さすがのクーパーも、顔青ざめ一語もはっせず、別人のようにしょげてしまった。海底超人がおこったら、どんなにこわいことか、それは知らぬわけではなかっただけに恐ろしかった。
「これ、クーパー。相手をおこらせるな」
と、聞きつけた老船長も、いまはふるえあがった。せっかくの帰還が水のあわときえてしまっては、まさに一大事であるから、こうなっては、相手のきげんをうんと手あつくとっておかねば危険であった。
船底におしこめられているれいの乗客のうちには、秘書のマルラや一等運転士のパイクソンもまじっていた。かれらも、メリー号の船員として、こんな事件にあった関係上、どうかしてそとを見たいと思った。だが、つごうのわるいことに、室内には海底超人の見はり番が、ゆだんなくきょろきょろと目を光らせて、ここにおしこめてある船員たちの顔をにらんでいるので、どうにもならない。