Japanische Klassiker mit Furigana
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme
そういうところが、海の――大西洋のつづきにあるのだろうか。
「どうも想像のできないふしぎさだ」
クーパー事務長は、たばこの煙をうまそうに出しながらつぶやいた。
しかし、結局かれは、さっきたばこの火をつけようとしたときに、ギャッといって逃げだした怪物が何者であったかを解くことができれば、巨船メリー号が今どこにいるかがそうとうはっきり知れるだろうと思いついた。かれはそう決心すると、船内の要所要所に電話をかけて、もしや怪しき生物が現われなかったかを問い合わせた。
「――じょうだんじゃない」と船橋にいた老船長がおこりだした。「この年になるが、海の中でそんな生物を一度も見かけたことはない。クーパー君。きみは気がたしかかネ」
クーパーは無言で電話を切った。ほんとうにその怪物に出会ったものでなければ、そういうふしぎな地点へメリー号がはまりこんでいるということを信じられないのだ。
「どうだネ。シリン君」
と、こんどは機関部へ電話をかけた。
「おお、おおッ、そッ、それだッ」
と、機関長シリンは、つかえながら電話口にかじりついた。
「それがどうしたんだ」
「いや、クーパー君。そういうへんてこなやつが、さっきからウロウロしているんだ。