Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

「ほう、それはどんなことです」

「それはですね」

とスミス警部はちょっと笑って、

「きょう一日、乗組員総出で、このへんで魚とり大会をしたいのです。わたしが懸賞金を出しますよ」

「懸賞? それは面白い。わしも寄附してもいい。一等はどうして決めますかナ」

「それはぼくが審査しますよ」

「じゃ、スミスさんが審判長というわけですね。みんなくさっているおりから、これはいい思いつきだ」

そこで船内に、にわかに魚をとる懸賞のおふれが出た。おどろいたのは乗組員たちだった。つっても網でとってもどっちでもいい。とにかく魚をとれば、それをスミス警部が審判して、一等に一万フランの懸賞金を出すというのであるから、大喜びでたいへんなさわぎがはじまった。そのうちにルゾン号はエンジンをほとんどとめた。

うでにおぼえのある者は、さっそく艫へ行って糸をたれる。ボートにのって、えっちらえっちらこぎ出す者もある。ランチやモーター・ボートをつかって網を引っ張っていく者もある。大西洋上には時ならぬ魚とり大会がはじまった。

「じゃ、スミスの伯父さん。ぼくもボートで行って、ものすごく大きいのをつってきますよ」