Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

と、おどろくべき言葉が、パリ大学滞在中の宇宙学者長良川博士からマイクをとおしてルゾン号に伝えられたが、誰ひとりとして、そのおどろくべき言葉の意味がわかった者はなかった。なぜ大西洋は噴火孔の上にあるようなものであろうか。

「長良川博士よ。貴下のおっしゃる意味は、これから大西洋のどこかに、新しい火山が噴火をはじめるだろうというのですかな」

と、ルゾン号の船長エバンはふしぎそうにたずねかえしたのであった。

「いや船長。火山ぐらいなら、まだそうおどろくにあたらないのです」

「火山でもないとすると――では、海底地震でもが予知されたのですか」

「海底地震でもありません」

「では一たいどうしたというのです。早く教えていただきたい」

「いやどうもすみません、エバン船長さん。申しあげるについても、実はあまりにおどろくべきことなので、いいだすには勇気がいったのです。もう、ちゅうちょすることなくお話しましょう。おどろいてはいけませんよ。じつは大西洋の底に、恐るべき生物がすんでいることがたしかめられたのです」

「恐るべき生物というと、クジラとかサメみたいなものですか」

「いやいや、そんな下等なものではありません。