Japanische Klassiker mit Furigana
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme
クーパーは、はっとしてうしろをふりむいた。たちまちかれの眼にうつったのは、その異様な怪物群のすがただった。
「あっ、怪物だ――」とかれはさけんでピストルをもちなおした。
その声に、一等運転士パイクソンと秘書のマルラもうしろをふりむいて、はじめてこの怪物を見た。
「うわわわわ、――」
とマルラは、その場にこしをぬかしてしまった。
「このばけものが!」
パイクソンは豪勇だ。銃をかまえると、怪物群めがけて、どどどーンと引き金をひいた。
先頭の怪物がみごとにひっくりかえった。そのうしろの怪物が、どうと横たおしになった。
キキキッ、キキッ。
みょうな、なき声をだして、怪物群はさわぎだした。さっき弾丸にうたれた二ひきが、弾丸のあたったところを、長い触手でもってさすりながら起きあがった。弾丸にあたって死んだものと思っていたのに、あんがいへいきで起きあがってきたのである。
怪物群は、大きな目をむいて、なんだかこっちへ向けて物をいっているようだったが、なにをいっているのか、さっぱり意味が通じない。
キキキッ、キキッ、キキキッ。
怪物群は、またそろりそろりと三人の方に近よってくる。