Japanische Klassiker mit Furigana
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とらのきば
虎の牙/透明怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 虎の牙/透明怪人 (とらのきば) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 193.761 Zeichen · 388 Bildschirme
それで、中村捜査係長たちはひとまず警視庁にひきあげ、そこの一室に透明怪人捜査本部をもうけて、東京全都にわたる、大がかりな活動をはじめたのです。黒川記者も、警視庁の記者クラブにつめきって、たえず捜査本部に顔をだしていました。
しかし、少年探偵団の少年たちには、透明怪人をとらえることよりも、さしあたって、副団長の大友君の身のうえがしんぱいです。なんとしてでも、大友君をさがしださねばなりません。そこで、少年たちは警察にまかせておかないで、自分たちの手で、副団長のゆくえを、つきとめようと決心したのです。
小林団長は、島田少年のうちで電話をかりて、電話のある、団員たちに、指令をあたえ、それぞれ近所の団員に、つたえさせるというやりかたで、たちまち六人の少年が、島田邸にかけつけることになりました。
一時間ほどで、すっかり人数がそろったので、小林君は、あわせて十人の少年を五組にわけ、島田邸を出発点として、五つのちがった道を、捜索させることにしました。
「B・Dバッジをさがすんだよ。大友君はきっと、あれを使ったにちがいない、あれさえみつければ、もう、しめたものだ。」