Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

とらのきば

虎の牙/透明怪人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 虎の牙/透明怪人 (とらのきば) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 193.761 Zeichen · 388 Bildschirme

Aozora Bunko

黒い一寸法師

「どうしたんです。なんだかさわがしいので、目をさまして、ここまで出てみたんだが。」

「ああ、黒川さんですか、こいつけしからんやつです。だれかにたのまれたと言って、そこのところに立っていたんですよ。夕がたの道化師のことを聞いているものだから、てっきり透明怪人だと思って、おっかけたんです。こいつ、ばかの足の早いやつで、大あせをかきましたよ。」

刑事は、いまの出来事を、すっかり話してから、

「やっぱり、一度、中村係長さんに、しらべていただきたいと思って、しょっぴいてきたのです。」

「ウン、中村さんは、よほどつかれていたとみえて、グッスリねこんでいる。だから、起こさないで、ぼくひとり出てきたんだが、それじゃ、中村さんを起こして、ここへ来てもらうことにしよう。」

黒川記者は、そう言って、裏庭のおくに、すがたをけしました。ところが、黒川記者が、うちの中にはいってみると、そこには、じつにおどろくべき、珍事がおこっていました。魔法使いの怪老人は、またしても、おそろしい魔法をつかったのです。

黒い一寸法師

お話かわって、こちらは明智夫人の文代さんです。みなにわかれて寝室にはいりましたが、こんやこそ、透明怪人が、自分をつれだしにくるのかと思うと、とてもねむる気にはなれません。