Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
とらのきば
虎の牙/透明怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 虎の牙/透明怪人 (とらのきば) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 193.761 Zeichen · 388 Bildschirme
小林少年の冒険
いや、大魔術と言ったほうがいいかもしれません。こんどはぼくが魔術師になるのです。」
明智探偵はニコニコしながら、ひとりの警官のほうをふりむきました。
「きみ、お手数ですが、二十面相の車庫の自動車に、ガソリンを入れさせてくれませんか。そして、どなたか運転のうまいかたがあったら、東京までとばしてほしいのですが……。あいつの車はなかなか優秀ですからね。競走にはもってこいです。」
私服警官の中にひとり、もと飛行隊にいたことのある、運転の名手がいました。そして、わたしがやりましょうと名のって出たのです。
明智探偵はいまから二十面相の自動車を、追っかけるつもりなのでしょうか。それとも、なにかべつの考えがあるのでしょうか。
小林少年の冒険
さて、こちらは小林少年です。
怪屋からあまり遠くないところに、明智探偵のよく知っている自動車屋がありました。小林君はそのうちをたたき起こして、明智探偵からだと言って、しっかりした運転手の乗りこんだ、一台の自動車をだしてもらいました。
小林君は、その自動車屋で、よごれたレーンコートと鳥打ち帽を借り、ガレージのゆかのほこりを手につけて、自分の顔をなでまわし、うすぎたないチンピラ助手に化けて、運転手のとなりに、腰かけました。