후리가나로 읽는 일본 고전
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
再び白馬にむちうちて雪嶺を越え、ここに身心を全うしてカルカッタに安着せられたるは、仏教のため、および国家のために、大いに喜ぶべく、かつ祝すべきなり。ことに他邦人のいまだ断行し得ざる空前の冒険旅行者を、哲学館出身者中より出だし、欧米人をして、その後に瞠若たらしめたるは、余が一層愉快とするところなり。すなわち、拙作をもってこれを祝す。
喜麻拉亜の雪はいかほど深くとも埋めかねたる君が赤心
河口氏がインド国境ダージリンに達し、康有為氏に会し、入蔵の願望を遂げたることを告げたれば、康氏は即座に七律を賦して贈れりという。その詩、左のごとし。
禅僧鑿空尋西蔵、白馬駄経又再来、阿耨達池三宿住、金剛宝土四年回、異書多半出三蔵、法海応今起大雷、更向泥巴求古本、神山宗教見新開。
(禅僧は新たに道をひらいて西蔵をたずね、白馬は仏典を背負いてふたたび来たる。阿耨達池に三たび宿住し、金剛宝土に四年にして帰る。それぞれの書の大半は経・律・論の三蔵より出たものであり、仏教界は今や大雷のような仏の教えが起ころうとしている。さらに泥巴に趣いて古写本を探求し、ヒマラヤ山下よりする仏教は新しい展開をするであろう。