일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おうべいかっこく せいきょうにっき

井上円了・世界旅行記

井上 円了

井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면

아오조라 문고

一四、ボンベイに着し、新年を迎える

(遠く釈尊成道の地に来て、地に俯し天を仰いで感懐きわまりなく、正覚山の前に月あり、尼連河のほとりに風ふき、釈尊の跡は霊樹のもとに残り、仏塔はこの宝林の中にそびえて、喜ぶべし千年の後に、なおこの寺院をみることができることを。)

これより尼連河の両岸を徘徊して旧蹤をたずね、晩に至りてガヤに帰り、即夜の汽車にてバンキポールに着し、さらに乗車して二十六日午前八時、ベナレスに着す。これ釈尊成道後、はじめて法輪を転ぜられたる地と称す。着後ただちにロシア国博士マッチセン(Mathisen)氏の寓居に入り、氏とともに仏跡を探り、午後アジア学会に列す。ミスベサントおよびオルゴット氏の演説あり。この地において懐古の詩を賦す。

古城依旧恒河辺、聞説如来転法輪、遺跡荒涼何足怪、穢風狂雨幾千年。

(古城は昔のままに恒河のほとりにあり、聞くところでは如来が仏法を説いたところである。遺跡は荒れはてて、それもまた驚くにはあたらない。けがれた風が吹き、くるった雨がふること幾千年であるのだから。)

一四、ボンベイに着し、新年を迎える

当地滞在中、マッチセン氏の厚意をになうこと、またすくなからず。