후리가나로 읽는 일본 고전
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
第一〇、太平洋帰航日記(付世界周遊再見)
八五、ハワイ航路所見
その臭、鼻をつきて人を窒息せしめんとす。これ米国政府より命じて、船内に病者の有無にかかわらず、消毒法を励行せしむるなりという。余は生来はじめて、かかる狐つき虐待同様の場合を経験せり。午後二時出港。海上の清風はメキシコ滞船中の積累を一掃し去りて、気色蘇するがごとし。
以下、「太平洋帰航日記」に入る。
第一〇、太平洋帰航日記(付世界周遊再見)
八五、ハワイ航路所見
明治四十四年十二月十六日、メキシコ・マンサニヨ港を出航し、六千マイル以上の太平洋を横断して、帰行の途に就く。
十二月十七日(日曜)、晴れ。暁来陸影全く眼中に入らず、茫々たる太平洋上、ただちにハワイを指して進行す。
十八日、晴れ。太平洋の所見を賦す。
詩嚢酒瓮客中※(「てへん+雋」、第4水準2-13-52)、探レ句檣頭酔欲レ題、米北米南雲断続、道黄道赤暑高低、波為レ堆処鯨能躍、船不レ到辺禽自栖、茫渺太平洋上路、家郷遠在二夕陽西一。
(詩を入れる袋と酒のかめを旅中たずさえて、句を求めて帆柱に酔いしれつつ詩題にしようとした。米の南北ともに雲が断続し、黄道赤道に暑熱は高低する。波の高いところに鯨がおどりあがり、船の到達できぬあたりに鳥は住む。