후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
しかるときは、まず他人をして毎日幼児に近づかしめ、幼児のようやくこれになるるを待ちて薬を与うる方良策なるか、すでになれたる乳母の手を経てこれに与うる方良策なるか、余はあくまで従来なれたる宗教家の手を経て、文明の薬物を愚民の脳中に入るるをもって良策とするものなり。しかるときは、宗教家とこれに属する信徒とを、同時に学識、徳行健全の人となさしむべし。
つぎに余が第二の論点は、宗教家と一般の人民は、その文明の程度を同じくするものなりというにあり。今、世人の見るところによるに、日本の宗教家は知徳ともにはるかに西洋の宗教家に及ばずというも、この懸隔はひとり宗教家の間に存するのみならず、日本の商法家は同一に西洋の商法家に及ばず、日本の工業者は同一に西洋の工業者に及ばず、日本の学者は同一に西洋の学者に及ばざるべし。他語にてこれを言えば、日本人の心力、体力ともに今日の勢い、はるかに西洋人に及ばざるなり。しかして、宗教家の懸隔最もさきに人の目に触れたるは、西洋の宗教早くわが国に入り、人みな東西の宗教家を目前に比較することを得たるによる。ほかの商法、工業等は、幸いに東西遠く相離れて目前に比較することあたわざるをもって、したがって人の批評を免れたるのみ。