일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おうべいかっこく せいきょうにっき

井上円了・世界旅行記

井上 円了

井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면

아오조라 문고

朝六時に日昇りて、夕六時に没し、没後ただちに暗黒となる。まことに昼夜平分なり。これ、赤道の近きを知るに足る。幸いに風波穏やかにして、船の動揺を覚えず。

呂宋海上向二南東一、吹二送炎氛一赤道風、午下知二吾皇国遠一、太陽已在二北天中一。

(呂宋の海上を南東に向かい、ほのおのような大気を送って赤道の風が吹く。ひるさがりにわが皇国の遠いことを改めて思う。太陽はすでに北天の中央にある。)

また、五絶二首を得たり。

太陽直下洋、水与レ風双熱、電扇送レ涼来、人皆呼二快絶一。

(太陽の真下の海は、水と風とふたつながら熱い。扇風器が涼しさを送ってきたので、人々はこぞって快よさこのうえなしという。)

熱帯圏中路、火輪蹴レ浪趨、暮天雲断処、夕日赤二於朱一。

(熱帯圏の航路に、双輪の船は浪をけちらして走る。暮れなずむ空の雲の切れ間に、夕陽が朱よりも赤く染めてしずむ。)

入日影いとしも空に赤ければ、むべ赤道と名をつけにけむ

二十日、炎晴。朝来、驟雨二回来たる。一帯の連山に接見す。これ、オランダ領セレベス島なり。軽風平波、前日のごとし。暑気いまだ減ぜず、室内に入れば満身たちまち発汗す。夕陽の没せんとするや、満天紅を流し、その自然の美は到底画工のよく写すところにあらず。