후리가나로 읽는 일본 고전
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
昨今麦すでに熟し、おおよそ刈り尽くせり。
瑞典の原は露士亜に連りて、雲のやどらん山の端もなし
林野茫茫駅路長、麦田繞レ屋半村黄、隴頭尽日児扶レ老、八月典州農事忙。
(林と野ははるかに続き、駅への道は遠い。麦の畑が家をめぐり村の半ばは黄色に染まっている。畑のうねのかなたに一日中児童が老人をたすけて、八月の典州は農事に多忙である。)
車窓より村落の農家を望むに、屋根は赤瓦またはブリキを赤く塗りたるを用い、木壁もまた赤く塗り、緑樹の間に紅を点ずるの観あり。しかして風景の賞すべきものあらず。九時半マルメ駅に着す。これより渡船に駕して海峡を渡る。マルメの街灯のいまだ隠れざるうちに、デンマーク首都コペンハーゲンの灯台を認む。ときに煙月微茫、清風船に満ち、すこぶる幽趣あり。
やる舟路マルモのあかり消えぬ間に、コペンハゲンの灯火を見る
烟月微茫檣影孤、風収嗹海静如レ湖、電光一射灯台照、暗裏分明認二忽都一。
(けぶる月がかすかに、帆柱の姿も孤独に見え、風はおさまって嗹の海は静かで湖のようである。電光のひとすじ照らすのは灯台の灯であり、暗いなかにもすっきりと忽都がみとめられる。