일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「売僧ッ、御岳三日の掟を知らぬか」

「だまれ、武門の誓約さえふみにじる非武士どもに、御岳の神約を口にする資格はない」

言下に鉄杖を見まっていった。

霜とならべて、つきかかる槍も、乱離となって折れとんだ。葵紋の幔幕へ、霧のような、血汐を吹ッかけて、見るまに、いくつかの死骸が虚空をつかむ。

いかれる獅子のまえにはなにものの阻害もない。忍剣はいま、さながら羅刹だ、夜叉だ、奸譎な非武士の卑劣を忿怒する天魔神のすがただ。

ふだんは、無口のほうで、伊那丸にたいしては柔順であり、友情にもろい男であり、小事にこだわらず、その、鉄杖に殺風を呼ぶことも滅多にしない男であるが、いったん、そのまなじりを紅に裂いたときには、百槍千甲の敵も食いとめることができないし、かれの友だちでも、手がつけられない忍剣だった。

その忍剣が、堪忍をやぶって、鉄杖と鉄腕のつづくかぎり、あばれまわるのであるから、ほッたて小屋どうような狩屋建は片っぱしからぶちこわされ、召捕ろうとする、新手も新手も、猛猪に蹴ちらされる木の葉のように四離し、散滅して、手負いの数をふやすばかり。

このさわぎとともに、徳川家以外の溜り場のものは、かれらの横暴をひそかに不快に思っていたので、みな見て見ぬふりして山をおりてしまった。