후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,435자 · 329화면
第二百二十八 老人の食物
そういう人の家へは決して幸福という事が参りません。食物なぞの事をかれこれいうのは男子の本領でないとさもそれを自慢顔に唱える人もあるようですが随分不心得千万な事で、老年になった両親が病気で営養の衰ろえた時分、医者から滋養分を食べさせろといわれてもどういう風に老人の食物を料理していいかと知らなかったら親孝行の心を実行する事が出来ますまい。牛乳を沢山飲ませなければならんという場合に昔し風の老人は牛乳なんぞ見るのもイヤだという人があります。そういう時には先刻お話し申した手軽なプデンだとか淡雪だとか、ブラマンジだとかいうお料理にして差上げると病人が悦んで牛乳料理を食べるようになります。嫁が姑に仕えるもただヘイヘイといって働くばかりでなくお姑さんのお悦びになりそうな食物を拵えて差上げるようにしたら一層その仲が睦まじくなりましょう。私は毎度昔し風の御老人にライスプデンなんぞを御馳走した事があります。お粥を食べるよりどんなに美味しいだろうといって大概はお悦びになります。御老人には最も好いお料理ですね」
第二百二十八 老人の食物
ライスプデンは玉江嬢も先に習いし事あり「あのお料理は極く手軽にすると先刻お話のあった通り玉子とお砂糖をよく混ぜて牛乳を少しずつ加えてそれへ御飯を入れて蒸すのですね」