후리가나로 읽는 일본 고전
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
午後、大人が鶏の形を擬してすもうをなし、猿猴の水を泳ぐ形を装って競走せるは、大喝采を博せり。
三日、晴れ。北風暖を吹き来たり、にわかに初夏の候に入るの思いをなす。午後、記念のために撮影す。午前、一天雲なきに当たり、船上にありて回望するに、蒼々たる天壁、海碧を囲繞するありさまは、あたかも盆中に水を盛り、一片の繊塵をその中央に浮かぶるがごとし。その塵はすなわち、わが所乗の汽船なり。その中に一点の白影の波間に動くを認む。これ海鵝なり。
蒼波万頃浩無レ津、海接レ天辺自有レ垠、眼界平円似二盆水一、載レ吾船是一繊塵。
(青い波はひろびろとして果てしなくうねり、岸辺もない。海は天と接するあたりにはおのずからさかいがあろう。眼のとどくかぎり平らかで円を描き、あたかも盆中の水に似て、私をのせる船は、まさに一片の小さな塵のようなものと思われた。)
夜に入れば新月天に懸かる。その形、鎌のごとし。
六月四日(日曜)、晴れ。暁雲雨を帯びて暗かりしも、後に天開きて日影を見る。はるかに大鯨の一過せるを望む。晩に驟雨来たる。風位北方に転じたるために、にわかに暖気加わり、冬服を脱して夏服を襲う。