후리가나로 읽는 일본 고전
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
(瑞の谷間の尽きるところに水が湾を作り、さらに湖の舟にのって石の関所のごときをよぎる。風は残りの雲を吹き払い、夜にははれて、遠い空の一つのみどりは伊の山である。)
画にかきしよりも妙なる景色とは、瑞西の山の姿なるらん
八月十三日(日曜)、晴れ。金子と手を分かち、単身独行してジュネーブに向かう。途中、ベルンおよびローザンヌに暫時足をとどめて遊覧す。ローザンヌの山水の雄大なるは、チューリヒの比にあらず。午後六時ジュネーブに着し、インターナショナル旅館に入宿す。同市は小パリと名づくべき美観を有す。屋高く街ひろく、旅館のすこぶる美大なるものあり。これに加うるに、湖上の風光のまことに画を欺くがごときものあり。その湖集まりて川となり、市を一貫して流る。これを接続するに幾条の橋路をもってす。夜に入れば、岸頭無類の電灯は清流に映射して、いちだんの風致を添う。けだし、風光の明媚にしてかつ清雅なるは、スイス中第一位にあり。野吟一首を得たり。
暮山已被二紫煙埋一、一碧湖光映二両崖一、此景何人能守レ坐、復鞭二疲脚一歩二前街一。
(日暮れの山はすでに紫煙のうちにうもれ、一つのみどりなす湖の光は両岸の崖をてらす。