후리가나로 읽는 일본 고전
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
これをききて、乗客みな不安の色なり。
十八日、晴れ。ただし二、三回の驟雨あり。風波少しく減ず。この正午、横浜をさる六百九十一マイルの地点にあり。寒暖は六十五度に下がる。
昨日は春、今日は夏かと思ふ間に、はや我国の冬は来にけり
当夕、無線電信にて東京なる自宅へ向け延着を報知す。
十九日、晴れのち曇り。午後より暴風雨となり、電光を見る。終夕眠るあたわず。
二十日、晴れ。午前中暴風いまだやまず、午後に至りようやく収まりしも、波なお高く、船の揺動はなはだし。ただし船長の報告により、低気圧すでに去り、石炭も不足せざる見込み立ちたれば、救助船を謝絶せりというを聞きて、みな愁眉を開く。
一月二十一日(日曜)、晴れ。午前より黒潮にかかるも、風静かに波また穏やかなり。午後細雨来たる。夕六時、房州長島の灯台望中に入る。乗客、喜色顔にあふる。夜十一時、相州観音崎下に停船す。
二十二日、晴れ。八時横浜に入る。長途五万七十五マイルをつつがなく過了するを得たり。ときに検疫あり。九時、家族および安藤弘、鼎義暁両氏、本船に来たりて迎えらる。十時上陸、十一時新橋着。四、五十名の諸氏、余の安着を迎えて停車場内にあり。