일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

とは云え、尼が生前、くれぐれも彼に云った、髪を下ろす一ヵ条は、決して守っていなかった。二十九歳の黒髪は、ふっさりと束ねて、むしろその艶やかさを誇っている。

また、読経の日課にしても、果たしてそれが、菩提を慕うやみ難い心のあらわれか、単に、非業な最期をとげた父義朝や兄や一族たちへの一片の供養か、それとも、世を欺く音吐か、依然としてこの人の肚というものは、その端麗なすがたを見ただけでは分らない。

彼を観る人、それを聴く人、配所を繞る人々の思うところも、自らまたまちまちであろう。

が、事実は動かし難い。頼朝の肚はともあれ、こういう配所の生活は、至極神妙なものとして、京都へは報告されていた。

従って、年々、彼への監視や拘束は、弛やかになってもいた。給仕の女人として、女性をおくことも黙認されている。――近頃、ひそやかに奥に侍いている亀の前は、彼の二度目の愛人だった。

二度目というのは、今より二年ほど前に、伊東祐親の息女と恋におちて子までもうけた事があり、祐親に知られて、その子は、淵へ捨てられたりなどした事件が、この伊豆では一時、かなり噂に聞え渡っていたからである。