轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

にっき

日記

宮本 百合子

12 一九二六年(大正十五年・昭和元年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 25,679 字 · 52 页

青空文庫

八月十日

八月十四日

今度真山青果又、全然違った見方であつかってドラマナイズしてある。作者の性格の違いが見えて面白い。吉蔵のは社会学的立場から、青果のは性格劇として見せようとして居るのらしいが、成功と云えず。神経質すぎ、こんな小器ではなかったろうと思う。但、養父の妻とリーベになったところなど、青果氏のつくりか。

八月十日(火曜)

午前からかかって午後三時頃やっとすっかり仕事が仕舞った。すぐ仕度をして、改造へゆき渡し、校正のことをきき、新橋でYと落合うのを待つ。五時半というのにY、六時になっても来ず。ヒョイと自分の前に立つのでびっくりした。上で顔をそって居た由。色白くさっぱり美しくなった。暑いな。迚もね。活動なんか閉口よつかれて居るから。第一おなかがすいた。いくらある? あの十円から四円引いた。竹川町からモーロー自動車で築地河岸へ涼みに行った。実にいい心持で、珍らしく、いい心持! くれてから※(「凪」の「止」に代えて「百」、第3水準1-14-57)月で食事をし、山田わかさんのところに一寸より、二階のもの干しで涼み、かえったのが十二時、疲れ甚し。

八月十四日(土曜)

東京を立ち、千ヶ滝の網野さんを訪ね、一緒に赤倉へゆこうということになった。