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にっき
日記
宮本 百合子
12 一九二六年(大正十五年・昭和元年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 25,679 字 · 52 页
十月十九日
十月二十九日
十月三十一日
十一月一日
十一月二日
十一月三日
○これから永いものを書くときには決してこのように区切っては書かぬ。区切ると、一つのものとしてもよませる必要上あとになると重複してこまる。
十月十九日(火曜)
八木さん、かえりにアミノさんのところへ廻る。
アミノさん今日奈良に立つなり。
十月二十九日(金曜)
八木さんヤスム
十月三十一日(日曜)快晴
関さん、三沢さん
九品仏に行く
この中に三体
ずつ、頭デッカチ
の金仏。
立派な古銀
杏、門から見
えた稲田の夕景色
九品山浄真寺(世田谷)の絵
十一月一日(月曜)
八木さん休ム。
十一月二日(火曜)
『サンデー毎日』のために日記五枚
「金色の秋の暮」
十一月三日(水曜)
『女性』に書く仕事について考える。
この前、『新潮』にやろうとして書き出した海辺に三人の男女のこと、うまく行かなかったが今度書いても行くまい。モデルに意識があり、遠慮するから。それ故ヤメ。もっとずっと後にしよう。一つの大きなものの部分としてとって置こう。
この間の子供のエビハラのこと。あれを子供の側から書く。面白かろう。
午後になって林町から母上来とのデンポー。五時頃母上、スエ子、K来る。Y、会へ行ってかえりに鳥を買って来てくれ、皆で賑やかに食べた。