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にっき
日記
宮本 百合子
12 一九二六年(大正十五年・昭和元年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 25,679 字 · 52 页
十一月十六日
十一月十七日
十一月十八日
十一月二十六日
十一月二十七日
十一月二十八日
が二つとも何だかお仕舞いで一寸スポ抜けのようなところあり。マア字で云えばきっちり る と納めてない。最後のところでフーとなって居。
十一月十六日(火曜)
午後ロシア語
後、林町にゆく。泊る。
m、Yのことを実に云う。
十一月十七日(水曜)
一時頃から、白山銀行、瓜生、三越、玉やによって飯田橋のハイシャへ三時半にゆく。
Yそれからフィリッポフ。自分かえる。
「作者の感想」。
きのうから今日にかけて心持陰鬱なり。本当の勇猛心を失って居る。注意すべし。
十一月十八日(木曜)
一昨日あたりよりの風邪なおらず気分悪し。Y、着物がないと云って困って居る故何年にもないこと、さだを手伝って少し縫う。表、裏など。あと袖を縫って袵をぬって衿をつければよろし。
昨夜鼠がさわいで仕方ないので、サダのうちから猫をかりて来る。赤い紐を頸に結んでやる。名してミミという。
十一月二十六日(金曜)
『不同調』の「百銭」終る、八枚半。
十一月二十七日(土曜)
自分達猫このまず、苅田さんもキライ。
十一月二十八日(日曜)
客来なし。夕方急に神近さんのところへ行こうと云い出したが住所がはっきりしないのでやめ。