轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

にっき

日記

宮本 百合子

15 一九二九年(昭和四年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 79,482 字 · 160 页

青空文庫

「日本人は偉いんですねえ」

「私はこっちの真似をして居ますけれど、日本人だということをそれは誇りにして居るんですよ。ねえ、あなた、日本人は偉いですねえ」

「子供達は、お母さんは日本人だから何でも知って居る、そりゃあ偉いんだと思って居るんですよ。それでよろしいんですねえ」

「私は日本人の黒い髪がよいんで、黄色いところがよいんだから、どこへ行くんだって、ちっとも白粉なんぞつけませんでしたよ。鏝なんぞ決してかけませんでしたよ」

普通日本人が外国人の妻になると、日本人だという確信をすてて adapt するだけだが、この夫人、江戸っ子らしい派手さと、負けじ魂で、社交界の nonsense を征服しつつ、日本人だぞと押しつづけたところ注目に価する。欧州戦争のとき二三間歩くにも Taxi にのったという話。話の間の gesture すっかり大仰な西洋婦人だ。社交婦人らしい雰囲気失せず。それに自分の身の上話だけだから(今は)我々には何だか話し難い感じであった。

M※(ダイエレシス付きO小文字)dling N. ※(ダイエレシス付きO), Klause 15

一九二九年五月十三日山下奉文氏と汽車で来た。