轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

にっき

日記

宮本 百合子

15 一九二九年(昭和四年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 79,482 字 · 160 页

青空文庫

病院に居ると夜から殆ど一寝入りで計温器をもって来る看護婦に七時―八時の間におこされ忽ち一日の日課がはじまる。

ここで、室で目をあき乍ら、何にもせっつかれず、横になって居るの、妙な、のんきなようなだらしないような気がした。

○Y本屋、銀行、その他へ出かける。自分下まで一緒につれて下りて貰う。床几なし。家の前のペーヴメントを角まで往復したらつかれてしまった。三四十分門番に椅子をかりて雪の上に風に当って居たが、つかれ室に戻る。

○雨だれ、高い屋根から落ちて来る。真直に落ちず、風にふかれて曲る。

○ちょろちょろ雪解の春の水

○少し凍って居る洗濯もの

○鳩、ふくらんで雌のまわりを廻る、鳩のきれいな形 グルッククーグルックー

○『文芸春秋』の四月特別号

文芸春秋議会、始め下らぬガヤガヤと思い、あとで一寸よみなおし、感じるものがあって身体があつくなった。

第一、中村その他、女をタワーリシチとして持った自分の経験がない。使うもの、恋だけの対手、または「先生」と彼を呼ぶものだから、女の方も男が標準みたいなところがあるし、男の方も与えるとかやるとか、菊池のように夫婦は一体だなどと云う。