Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ゆうれいとう
幽霊塔
黒岩 涙香
Lesen Sie 幽霊塔 (ゆうれいとう) von 黒岩 涙香 (くろいわるいこう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 266.479 Zeichen · 532 Bildschirme
此の家の先祖が幾分か神経でも狂って居たのでは有りますまいか」秀子「そうお思い成さると間違います、何うか熱心にお考え下さい、私は毎日のように咒語と図※(「竹かんむり/(金+碌のつくり)」、第3水準1-89-79)とを研究して居ますが、自分だけの力では少し届き兼ねることが有ります、貴方ならば博学ゆえ――」余「イヤ私は腕力こそ自慢ですが学問は少しも博くないのです、ですが何故に其の様な事をお急ぎ成さるのです」秀子「実は大変な事が出来ました、私は昨日の昼間も茲へ来て、塔の実際をアノ図※(「竹かんむり/(金+碌のつくり)」、第3水準1-89-79)と咒語とに考え合せ、自分で合点の行った事だけを手帳へ書き、爾して此の廊下の外の壁にある秘密の穴へ隠して置きました、猶調べたい事が有って今上って来ました所、其の手帳が紛失して居るのです、若し悪人が其の手帳を見て咒語を解釈でもすれば大変です、是非とも悪人より先に貴方か私かが解釈せねば、夫は最う貴方に取っても阿父様に取っても、又私の身に取っても取り返しの附かぬ事に成ります」余「其の手帳を盗んだのは悪人ですか」