Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme
十一月十七日
十一月十八日
二時頃ザーフトラク〔朝食〕をする。
Y、クラースヌイ・コルプスへ行くことにするとて二人で出かけ、自分そとで待って居た。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)川に近く、空気さむし。白樺が新開の歩道の傍にも沢山生えて居る。春先はさぞよかろう。
Y、六時半より先生へ出かける。
自分靴下しらべ。切れぬのはもう二足しかない。林町へ手紙をかきかけ中止。ドイツへはいつ行くのか。自分本当に一人行くのか。いろいろ不足で(時季も)しっかりした考えがまとまらぬ。
Y、カキを買ってかえる。たべる、渋い。かえしに二人で出かける、こちらではカキスなり。
〔欄外に〕
例年モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)はもう雪なのだそうだが、今年はまだ雪ふらず、ただ雨、雨、雨。
モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)の雨は細かく陰気。
十一月十八日(日曜)雨
広岡さんのところへ行く。いろんな話。フ! タカヤ、ジズニ!〔何という生活だろう〕すまじきものは宮仕えなり。
『朝日常識講座』かって来て読む、実に浅い見地に立って居るが、マア分ることは分る。
十一月十九日(月曜)
珍しく青空が見え、日光がさした。