Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme

Aozora Bunko

二月一日

〕、教科書の第二巻を買って来た。Y、『アーズブカ』の始めを読んで呉れた。やさしく書いてあり、或分らない単語を教えて貰えば自分にさえ分る。又、声を出してよみ易く書いてある。ブハーリンのすべての本は、なかなか明快な文章でよろし。

夜まで、桜木さんの為に「十六夜日記」をよみ始めたついでに「竹取物語」をよむ。なかなかよく、かぐや姫の美しさ、鷹揚さ、爺の愛。天上する少し前のところなど一寸ほろりとした。Yもよみつつそうなり、それを笑い乍ら、二人で又変になった。阿仏尼余りこのもしき女に非ず。和歌凡庸なり。記録としても大したものなし。肝心の鎌倉へ行ってからのこと一向つまらない。

〔欄外に〕

桜木さんに、今流行って居る小歌。

子供を遊ばせるための、カイグリカイグリのようなもの、習った。

一人で、クラースナヤ・プロスチャージ〔赤い広場〕、アレキサンドロフスキー・サードを散歩した。

二月一日(水曜)

アレクサンドロフスキー・サードを散歩す。ここ、クレムリンへ入る陸橋をとおして、ずっと下り坂になった彼方の展望よろし、

雪、黒い立木、スキーをする男の子、スレッジをする小さい子、犬をつれた女、