Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme

Aozora Bunko

一月八日

○ロシアが東洋である点。全然知らぬ新らしき美の発見のよろこびより、どこかで知っているものの完全なデスプレーのうれしさ。

かえりに、コムナールの近くの菜食食堂でたべ、美味かった。

○今日はモヤの誕生日にして、自分コムナールで、カビヤ、オッカ、鶏、カウカーズ〔コーカサス〕の店でスリッパなど買い、散々クレムリンを歩いた揚句だからクタクタになって部屋へ戻った。

〔欄外に〕

○食堂。菜食者のための第一、第二といくつもある。

○笑子の稽古

○来た人、秋田、鳴海、レーニングラットのВОКСの人、黒田氏、皆二時頃まで居た。

赤ブドー酒、オトカ、キューリ、カプースタ〔キャベツ〕、鶏、腸詰、クルミ、干アンズ、サモワール

○ニキーチナ夫人のスボートでは二十一日に話すことになった。

一月八日(日曜)

青い鳥(芸術座)、十二時の始りを知らず、半すぎて行ったので、一幕見落し惜しいことをした。チルチルをしたのは女優らしいが、うまく男の子の動作を研究して居て上手であった。犬、猫、ともに上手。最後の幕に、母に起され、おやと目をさまし、母をみつけ(オオママ!)と母にすがってよろこぶところなど実によく、こんなのは迚もメイエルホリドにない味だ。