Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme

Aozora Bunko

四月二日

四月三日

コムソモール〔共産主義青年同盟〕が、赤い旗を立て通りすぎた。

大瀧叔父上に手紙をかく。

林町にハガキ、字引をたのんだ。

夜、宿の主人やってきて、パスポートを渡しいろんなことを喋った。

まだ南京虫は居る。Y曰く「大分居るよ、これは」

四月二日(月曜)

ビクトリア・ゲンリホブナのところへ行く。ノボミルスキー氏在宅。暫く話し、月謝を渡して来た。

この部屋、なかなかやかましい。それに、やす普請でファウンデーションがわるいと見え、電車の響がつたわるし、トラックなどが来ると、ブルブルする。これはと驚く。然し、この頃は二人とも根性が少し違って来たからやかましい小言は口に出さず。

〔欄外に〕

この家、主人夫婦、妻の妹、二人の子供、女中、親類の子供(娘、小学校第七級)皆仲よく暮して居る。が、小中流人的で、我等悲観なり。然し小さい娘はよい、いろいろ教わる。

四月三日(火曜)

朝はお茶、パン、バター、

オビェードはベゲテリアン、夜部屋で冷肉と茶、然し冷肉だけでは飽きて閉口なり。

鳴海さん来、レーニングラッドの口がきまった由、結構、然し彼大してうれしくない。この心持同感される。