Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme
〔感想〕
罪なき罪の多いことと、今日の社会生活に於ては罪の比重に対する認識がどんなに誤って常識にとり入れられて居るか驚くべきものがあるのだ。
〔感想〕
○いつか見たゆめ
ふと見上げると、上は樹の茂った高い崖だ。崖の上に燈台のような日本家がある。而もその二階がすっかり見えた。鴨居に何か字を書いた額がかかって居る。樹立の梢の上にはっきりその額の紙の白さ、墨の黒さが浮いた。鴨居の下に箪笥がある。その前で二十四五のすっきりした玄人あがりの女が何か出して居る。二階は一間しかなくて、崖の上で自分の立って居る地面から遠いにかかわらず、小さいなりはっきり細部まで見える。風通りがいかにもよさそうな二階だと自分は思った。
細君達の会話
Yが長椅子にころがって雑誌をよんで居る。わきで佐々木の細君、
――私朝コーヒーをのむんですよ、牛乳だけだと何だかあぶらくさいようでいやですもの。
すると酒匂さん、
――私はコーヒーきなくさいようでいやだわ。
宮川さんが
――うすいうすいの飲むのよ。
彼女等はフランスからの絹を着て銀器をかざってこの程度の話。又いつか御飯のとき、ドックの非常にいいのが出た。