Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme
四月十八日
四月十九日
四月二十日
四月二十九日
家の前の活動で淋病の映画を見た。
四月十九日(金)雨
病院へ行って Fromgorid からかきつけを貰って来る。まっすぐにクズネツキー・モスト〔街の名〕へ行って、あっちこっちへのお菓子を買う。ひどく重いのを下げて雨のびしょびしょふる中を歩いたので、かえったらふらふらになってしまった。
やすんで夜又前のキノへ「生ける屍」プドフキン主演を見に行った。
この活動小屋はガローシをはいて入れるからよろしい。
四月二十日
二人でモストルグへ行って食器を買った。雨、雨。
四月二十九日
午後五時カルルス※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ードに向けて出発。大使館では天長節の拝賀のある日だ。好晴。きのうからモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)はすっかり暖くなって、皮を手縫いでくっつけた春外套を着る。だが汽車が郊外に出ると、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)河には春の雪がとけて流れて居る。釣をして居る人間。
野では芽ぐみ始めた凹地や日かげに、まだとけのこった雪がよごれて、まだらにのこって居る。ロシアの田舎の景色。こんどヨーロッパから入って来て見る時どんなにうれしかろうと思った。