Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme

Aozora Bunko

八日

スこしのブドウ酒と少き光線と、多くの炭酸瓦斯とで急に中学生になった。自分も大して滑稽も感じず、何か同感したのは可笑しい。Tさんペレールによった。父と左右田喜一郎の話などやって十一時半ごろかえった。

八日 火 ペレールへ泊った。

起きると雨だ。

――雨ね、おとうさま

――ああ、黙ってるんだ、又問題が起るから

スエ子と自分下へ下りて自動車を見つけた。それにのって、元気よく Gare de Lion へ出かけ、一時間も早かったが(十一時のところ、時計がおくれたので(日曜日に)十時に間に合うよう出かけたのだ)汽車の中へ二人を納め安心して、いそぎ metro でトロカデロ〔広場名〕までかえりあと Taxi で Hotel へかけつけた。帳場へ note がおいてある。スミ子さん来てプランタンへ行ってしまった。今日すっぽかしては自分向ける顔なし。すぐそのままプランタンへ行き、子供部を見て廻ったらカンゴ婦と一坊とスミ子さんを発見、スミ子さん本当にうれしそうな顔をしてくれたので自分もうれしく安心した。

一坊の買ものすましてからカンゴ婦をかえし、食後スミ子さんの帽子、裏地など買い、スエ子の布を買った。