Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme

Aozora Bunko

四月三日

こんな性質の女房では癪にさわるな。

Yからのザピースカ、細君、今娘の居るところをあけ夕方七時まで今Yの居る部屋をも使えば 400 р欲しいと云った由。Yフンガイして「一番慾がないと思った夫婦が一番欲ばりになった。うちへ来ることはまああきらめておくれ」

自分一つ室にギューギューで居るのは辛いからパッサージへ行ってかまわない気だ。

Prof. フロムゴリド

――さて……あしたじゃあ出ますか?

――室がまだ出来ません、若しかしたらホテルへ行かなくちゃならないかもしれない。

と云ったら、ドイツ風高いカラーの上で、

――何を云ってる!

と大きな眼をした。

――ホテルへなんぞ決して住んじゃあいけない。又肝臓が痛むだけだ……まあよしよし、当分ここに居なさい。

四月三日

物価上騰。

ゴムトレストでガローシの価を上げた。例えば男のガローシ 4р72к だったのを 5р15к に、女 4р7к の代 4р60к

○今日カールミン

――○――

Y七時頃来た。彼女が来た時部屋に丁度ファイエルマンと Госиздат〔国立図書出版所〕の女ともう一人の女が来て長椅子に居た。