Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme

Aozora Bunko

四月十六日

◎この頃、街上、春外套とともに乞食が多く現れた。

No. 181855 パンのクニーグ〔通帳〕(моя の)番号。

四月十六日(火)

藤塚さんレーニングラードへ立つ由、よってくれる。イデルンのあどれすをもって。Y、一寸したドイツ語をおそわって手帖に書きつけて居る。

――くれろというのは?

――早くってのはどういうんです?

――こりゃあ高い、まけろってのは?

数をも書きつけ、これでよしよしうまく役に立つという意気込みだ。

○君を大臣にするには百五十万円寄附しなければならないということになるかね

○原 百万円

夜九時頃、ヴル※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ールを歩いてアル※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ートまで出、油橋さんのところへよった。細君、大学病院の看護婦のつけとどけ次第なところを話し、自分びっくりした。菓子で、その菓子がよいところに集り、自分のもつ患者の悪口を云う。そういうのは少くともクリニクには見られぬ図であった。

十二時頃又ヴル※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ールの、今度は左側を歩いてかえって来たが、中途までくると、こっち側いやに建物が大きく壁が高く淋しく薄気味わるくなって来た。