Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 61.953 Zeichen · 124 Bildschirme
十二月二十四日
十二月二十五日
十二月二十四日(土曜)○
『太陽』からの為替をとりに東片町に行く。誠之の手前かと思ったら、高等学校の角で、あすこまで、参ってしまった。金をうけとったのはよいが、自分の財布は小さく入らない。コートのカクシに入れ、金を持つ不安を感じた。
Aのと合わせ三百円福井に返すことにする。そして、午後から丸善にAと自分のXマスプレゼントを買いに行く。それから星で一寸お茶をのみ、明治屋で、チョコレートとフルートキャンデーを母上のために買う。丸善、又此処で関さんに会う。可愛ゆし、Aが彼女に罪のない good will を持って居るので自分まで幸福なり。かえると、思いがけず西村さんが満州へ行くと云って来て居る。吉祥寺で子供と球なげをして居るのをつれて来る。ステーションまで送り、かえって来る。あの人は、いつも私が例の病気の時来る人だ。可笑しい。
十二月二十五日(日曜)
朝いそいで二人で高楠先生の処へ行く。今日京都へ立たれると云うので。
丁度出かけに会い、高田馬場まで一緒に来る。Aのケイメイカイの方も出来、大学の方も出来、あのペルシアさえ本になればよいと云うことだ。彼のためによろしい。