Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 61.953 Zeichen · 124 Bildschirme
七月七日
七月九日
七月十一日
七月七日(木曜)
クロポトキンの自伝は、実に仕事する人間はどうだと云うことを、あからさまに教える。
仕事のやれる人間は、只云うのではない、想像するのでもない、全く、其手でやって行くのだ。
此は自分に全くの啓発である。
思うのではない。やって行くのだ。
七月九日(土曜)
『女性同盟』のために「近頃思ったこと」を書く。
ああ云うものに対する自分の意向は強いのだが、とても書きあらわすのに骨が折れる。
七月十一日(月曜)
『女性日本人』に出す「宵」を一通りなおす。
午後林町に行き、母上と話す。
おばあさまと彼女との関係、その関係に対する彼女の態度が自分の心を暗くした。
女らしいひねくれ、固執、暗闘で、二人の愛するものが心を悪くさせられて居るのを見るのは辛い。二人のためにも悪いし家中の空気に悪いから、いつかAが云った言葉を思い出して、おばあさまと一緒に棲んでもし万事が都合よくなればそうしてもよい、と云った。おかあさまは、私がやさしい心で云うと云うことは分っていらっしゃるのだ。
「私もこれで子供のうちから苦労したのさ、おばあさまの味方になるので、かあさまからはうんとにくまれたのだ」