Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 61.953 Zeichen · 124 Bildschirme
今日は体の工合で頭は不活発だし、おなかも痛いけれども、自分はこれを静に堪えずには居られない心持がして居る。
野上さんが、自分の机もなく、部屋もなくてあれ丈仕事をして居られたのを知って、自分が全く、彼女の云われる通りおごった気持であるのを知った。
Colas Breugnon をよみ終る。作として見れば、全体は、何処となくまとまりが悪いような感がないではない。けれども、其は所謂批評であって、読んでゆくうちに、真個の人間らしい率直さ、“Practical joke”love of living の快さ鼓舞を感じずには居られない。
あれ程しんから人間を愛し、生活を愛し、それで、日本流の感傷主義に堕さない処が素晴らしい。真個に、あらゆる宇宙に向って、帽子を振って笑いかける雄々しさ。日本人は斯う云う生活の熾な燃焼は感じ得ないのか、明るく、朗らかに、強く。
Colas Breugnon を読んで、自分にはフランス人の、或はフランスの国民性が或程度まで分ったような心持がする。何故、彼等の生活の雰囲気が芸術的であるか、と云えばつまり、徹底して人生を愛するからだと云えるのではないか、laughing, woman, art, even fighting, they are all good. 男は斯うなのだ。