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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

意外な獲物

と三千夫少年も、舷側にかけたはしごで、ボートのなかに下りていった。

スミス警部はひとり船橋の上にのぼって、この異様な魚とり大会の光景を見下ろしている。

皆がニコニコしているのにひきかえ、スミスただ一人、歯がいたみでもするような沈痛な面持を見せていた。

かれはどんな考えを胸に秘めているのだろう。

意外な獲物

ルゾン号の魚釣大会は、たいへん盛んであった。

鏡のようにないだ大西洋の海面に、本船の舷側やクレーンの柱の上はいうにおよばず、あるいはボートを洋上にうかべて、熱心につり糸をたれているようすは、なんといってよいか、実になごやかな風景でもあり、それと同時にバカバカしい光景でもあった。

「ほうら、つったぞ、つったぞ。すばらしく大きなスズキだ。眼の下五十センチもあるでっかいやつだ。さあ一等賞はぼくにきまった」

と、おどりあがる者がいるかと思うと、

「なァに、スズキなんかいくらつってみてもだめさ。いくらでもいるスズキなんか、入賞するはずがないよ。それよりか、めずらしい魚をつった方が勝ちなんだ。おれを見ろ。コロライス・サイラ――日本名でサンマというめずらしい魚をつったぞ」