Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

怪生物

硝煙が晴れるのを待って、三人はいま射撃した透明のかべがどんなになったであろうかと、その方をながめた。

「おや、どうもなっていないぜ」

「ガラスまどのようにこわれるかと思ったのに、どこも、こわれてやしない」

「なんと、はりあいのないこと!」

と三人は声を合わせてさけんだが、それはすこし早計であった。

なぜなら、そのとき三人の眼が、もしも、うしろがわの舷にそそがれていたなら、かれらはきっとその場にとびあがったかもしれない。ちょうどそのとき、舷のそとから、まるでクラゲに大きな二つの眼をつけたような前代未聞の怪物が、無慮四、五十ぴきも、そろりそろりと船の上にはいあがってきて、うしろ向きになっている三人の男の方へ、そっと近づいてきたのである。

怪生物

クラゲに眼玉をつけたような、前代未聞の怪物四、五十ぴきは、そろりそろりと三人のうしろにせまってくる。

第一番に、それに気がついたのは事務長クーパーであった。

「あっ、くさい。――」

たまらない臭気が、クーパーの鼻をついたのだった。遭難後、身辺にしきりにただようその異様な臭気だった。それがひとしきりはげしく風にのってきたのだ。