Japanische Klassiker mit Furigana
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme
「やはりあなたは学者ですなあ。学問のためには危険をかえりみられない」
「では、あとのふたりはだれにするかなあ」
すると、そばに話をきいていた三千夫少年が、待っていましたとばかりに、
「博士。ぼくをぜひ連れてってください。ぼくはメリー号にいる仲間にはやくあいたいのです」
と、熱心を面に見せていった。
「そうだねえ、三千夫君。きみならわしといっしょにゆく資格があるようだ」
ふたりはきまった。では、のこるひとりをだれにきめるか。
そこへ昇降口から、ドン助教授がいそぎ足でとびこんできた。
「長良川博士。あなたが『鉄水母』に乗られるのでしたら、わたしもおともをしましょう。あなたと共に研究するように命じられてきたのですから、わたしがルゾン号にのこっていることは意味がありません」
ドン助教授の話は、ちゃんと筋道が立っている。
「よろしい。いっしょに来てください。しかし生命のことは、わしは責任をおいかねますよ。そもそもあの『鉄水母』というのが、科学的にも奇怪きわまる存在なんでね」
三人はいよいよしたくをして、舷門からおりていった。赤皮のトランクが一つおともをしている。これには博士の手まわり品がはいっている。