Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

こじきものがたり

古事記物語

鈴木 三重吉

Lesen Sie 古事記物語 (こじきものがたり) von 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 96.723 Zeichen · 191 Bildschirme

Aozora Bunko

宇治の渡し

一

とのろって、そのかごをかまどの上に置かせました。

すると兄の神は、そのたたりで、まる八年の間、ひからびしおれ、病みつかれて、それはそれは苦しい目を見ました。それでとうとう弱り果てて泣く泣く母上の女神におわびをしました。

女神はそのときやっとのろいをといてやりました。そのおかげで兄の神は、またもとのとおりのじょうぶなからだにかえりました。

宇治の渡し

一

お小さな応仁天皇も、そのうちにすっかりご成人になって、大和の明の宮で、ご自身に政をお聞きになりました。

あるとき、天皇は近江へご巡幸になりました。そのお途中で、山城の宇治野にお立ちになって、葛野の方をご覧になりますと、そちらには家々も多く見え、よい土地もどっさりあるのがお目にとまりました。

天皇はそのながめを歌にお歌いになりながら、まもなく木幡というところまでおいでになりますと、その村のお道筋で、それはそれは美しい一人の少女にお出会いになりました。

天皇は、

「そちはだれの娘か」とおたずねになりました。

「私は比布礼能意富美と申します者の子で、宮主矢河枝媛と申します者でございます」と、その娘はお答え申しました。