Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
こじきものがたり
古事記物語
鈴木 三重吉
Lesen Sie 古事記物語 (こじきものがたり) von 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 96.723 Zeichen · 191 Bildschirme
四
これらの者たちは、その後大和へのぼるのに、いつもびっこを引いて出て来ました。
四
天皇は、お父上をお殺しになった雄略天皇を、深くお恨みになりまして、せめてそのみ霊に向かって復しゅうをしようというおぼしめしから、人をやって、河内の多治比というところにある、天皇のみささぎをこわさせようとなさいました。
するとお兄上の意富祁王が、
「天皇のみささぎをこわすためなら、ほかのものをやってはいけません。私が自分で行っておぼしめしどおりこわして来ます」とご奏上になりました。天皇は、
「それではあなたがおいでになるがよい」とお許しになりました。意富祁王は急いでお出かけになりました。そしてまもなくお帰りになって、
「ちゃんとこわしてまいりました」とおっしゃいました。
しかし、そのお帰りがあんまりお早いので、天皇は変だとおぼしめし、
「いったいどんなふうにおこわしになったのです」とおたずねになりました。するとお兄上は、
「実はみささぎの土を少しだけ掘りかえしてまいりました」とお答えになりました。天皇は、それをお聞きになって、
「それはまたどういうわけでしょう。お父上の復しゅうをするのに、土を少し掘って帰られただけでは飽きたりないではありませんか。