Japanische Klassiker mit Furigana
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ゆうれいとう
幽霊塔
黒岩 涙香
Lesen Sie 幽霊塔 (ゆうれいとう) von 黒岩 涙香 (くろいわるいこう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 266.479 Zeichen · 532 Bildschirme
第百十三回 人生の沙漠
様に、咒語を作ったのです「深く諸を屋に蔵す」との語の中に、深く塔の底へ蔵めて置くと云う意味が見えて居るでは有りませんか」
第百十三回 人生の沙漠
是だけの説明を聞いて見れば最早咒語の意味は疑う隙間がない、読者は覚えて居るだろうけれど茲に其の全文を再録せん。
明珠百斛、王錫嘉福、妖※(「髟/几」、第4水準2-93-19)偸奪、夜水竜哭、言探湖底、家珍還※(「木+續のつくり」、第4水準2-15-72)、逆焔仍熾、
深蔵諸屋、鐘鳴緑揺、微光閃※(「火+(日/立)」、第3水準1-87-55)、載升載降、階廊迂曲、神秘攸在、黙披図※(「竹かんむり/(金+碌のつくり)」、第3水準1-89-79)、
全く此の家の先祖が国王より賜わった莫大の宝物を此の塔へ隠して置いて、爾して其の旨を子孫へ暁らせる為に作ったのである、先祖代々此の家の当主が相続の時に必ず咒語を暗誦せねば成らぬ事に成って居た仔細も分る、此の塔の底なる、今余と秀子との立って居る此の室に其の宝が隠れて居るのだ。
秀子は説き終って「此の咒語を解き明して宝を取り出す道を開いたのが、私の密旨の一部です、一部だけでも仕遂げた