Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme

Aozora Bunko

十月二十五日

十月二十六日

E、ゆっくりしてやって居る。大まかなところがある、何度もよいと思うまでやらせる丈で間はポーッとして居る、統一した人格的力がある(これはK君の評言)

十月二十五日(木曜)

○メイエルホリドでD・E・を見る。少しおくれて、前列で見て、見にくかったが、面白い。これで、あのいつかのクラブの芝居みたいなスクリーン(板、茶、大きい、小車輪)を動してやる。音楽、これはよく生きて居る。特にイギリスが飢饉で、人を殺して食うその前後の照明

○ヨーロッパの曠野、新婚旅行、妻、曠野の詩人、その間の恋愛の場面等、実にうまい。もっと、もっと見たい。言葉がわからず、やっぱり、惜しい。

〔欄外に〕

○曠野の詩人はガーリンがした。新婚の妻はライフの妹、よろしい。

十月二十六日(金曜)

○朝、荒野の詩人を演じたメイエルホリドのガーリン、ガウズネルと来る。ベコ氏通訳なり。どうやらわかる。

K、いろいろ質問するが、根本に入って理解したら――芸術並に人生を――直ぐわかり、感でわかりそうなことをきく、自分、何だか極りわるくて困った。通訳はこんな感じなしで、訊け、はい、こう云ってくれ、よろしいの方がよし。