Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme
十一月十九日
十一月二十日
十一月二十一日
うれしい。おや、これはよいぞ、と思って居るともう曇りはじめた。
自分、街に向った窓をこのむ。この室の窓はドウォール〔中庭〕に向って居るので、静かだが、景色流動せず、寂しい。
Y、今日はクタクタで、二時すぎたが床に居る。今日彼女、クラースヌイ・コルプスにかえるなり。
五時近くまったがおやじ今日はレーニングラードから帰らぬことが分った。Y、「何だ! じゃあ土曜日に越しちまったのに。」
例えば、この宿の主人のように、いかにСССРになっても、やっぱり根性はプチな男がある。そして、又、しみじみ家庭生活というものが、人間の休安所であると同時に、人間精神チカン所、フハイ所だと感じる。СССРへ来てから、いろいろ感心することはあるが、成程これはよい家庭だ、二人の男女が本当に人類的な何ものかで結ばれ、生活の目標をそこにおいて生きて居ると思うような家庭を見たことはない。同じように方便、立身、何だかケチさ、そんなものがからみついて居る。
十一月二十日(火曜)
Y、うまくここに落着かず
寂しがって水を出した。
自分、気になって、二度も来た。
十一月二十一日(水曜)
クスターリヌイ〔手芸品屋〕へ行って、モヤへクッションを買い、自分机かけ。