Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme

Aozora Bunko

十日

十一日

○うちの女中、一週に60時間働いて 300F かせいだ上に、日曜の鳥 45F とつけて居る。

今日見たら一番高いのが 38F だ。そんなにデカイ鳥でもないのに。婆さんやるな、なかなか。

十日 木曜 雨

もやへ、32

十一日 金 降るみ降らずみ

□□□が来たと云っておこされた。クラマールの家の婆さん、自分が来るなら 1400 とかで、フロのガスは別だと云った由。

ひるを三人で食った。

それからペルラシェーズ〔墓地名〕の方へ――十九区へ出かけたが、地図なしでのたくり、大した収穫なし。ただ風景面白いのを二つ三つ見て、自分一寸描くもののなかったのを残念に思い、かつ、あの辺へ十日か一週間すんでああいう強い、美しい□スケッチとっておきたかった。自分ペルラシェイズの前のホテルというのにゆくかもしれず。

□、自分と歩くことを愉快がりすぎる傾向あり、ただ歩いてだけ居てもよいというようなところあり。私は柔かくてつまらぬ。

六時頃モンソー〔公園名〕で分れたが、自分方角を間違え、Place Wagram へ出てしまって閉口し Taxi でペレールへかえった。

日本クラブで鯛ちり。