Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 61.953 Zeichen · 124 Bildschirme
十二月二十六日
昼、国、英、寿江子さん達を御飯に呼ぶ。何にも殊別なものはなく、いつもの、ハンバーグステーキにマッシュドポテトウ、アニオン、おつゆ、おひたしでよろこんで居る。プレゼントは思いがけないらしく大よろこび、夕方日のかげるまで居る。
十二月二十六日(月曜)
林町で隣人や関さんを呼ぶと云う。来いと云われるのが、自分には実につらい心持がした。それが、母上の風邪でおやめ、とにかく行かなければならないので、皆に品物をもって出かける。母上の成金的なのが自分をひどく淋しくした。父上にカラーを持って行けば、カラーは百本もあると云われる。真個に不自由はないんだからね、と繰返し繰返し。どうぞそれを前に置かないで、お志はありがたいと云って下さい。どんなにうれしいだろう。各自程度があるものだとか云われるのは実に純粋でないと思う。会田さんを使い彼女が情なく感じるのは無理なく見える。十一時になってかえろうとしてから父上と炬燵に向い合い、Aの都合よい話から、今度のことになり、自分は涙をこぼして種々話した。父上は感情の純な人だし苦労して居られるから我々の心持を同感されるが、同時に時代の異う社会感を持って居られ人生感を持って居られるのだ。