Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 61.953 Zeichen · 124 Bildschirme

Aozora Bunko

二月七日

二月八日

二月九日

分らない、けれども、切ろうと云う決心に対して、よいことを肯定したいのだ。せずには居られない心持がするのである。

二月七日(月曜)

「黄銅時代」(七)

二月八日(火曜)

今日倉知夫婦、私共林町の皆を呼ぶ。帝劇、

池田大伍氏 瀧口時頼

菊池寛氏 屋上狂人

其他、

時頼が、若し愛を信じないのなら、信じることが信じることの唯一の道であるのを知らないのなら、ああ云う疑から疑へ行くほかないだろう。科白のうちに、「浮世の女は恋しくない――然し、ああ此の物足らなさ、このかわきを何うしたらいいのか」と云うのがある。其を食事の時、いろいろに用って、春江ちゃんが「洋食洋食」と云った「然しまだ洋食のうちはいいさ」、「かわきがすぐ止る! かハハハハ」等と云うように用われた。屋上狂人は感じが遺る、母は国男のことを思い当って泣いて居られた。父や倉知位の人がああ云う春江ちゃん位の処女を前に置て、もうお嫁、だとかまだ早いとか云うのをきくと、ひどくたまらない心持がした。けれども、此は結婚した女性だけの感じることだろうか?

二月九日(水曜)

生活がモノトナスだと云うことがひどく苦しく、頭を疲らせ、仕事の量が少ない。